勉強しても成績が上がらないのは? ~自分だけの参考書『わからん帳』をつくろう!~

こんにちは。
富山県高岡市福岡町にある
道徳塾の塾長 道徳一博です。

学校や塾の宿題などをしっかりとやっている
のに成績が上がらない。

そういう生徒さんに、
効果的な学習方法をひとつ紹介しますね。
対象は、小学生、中学生です。

勉強時間が確保できているのに
なぜ成績が上がらないのか?


まず、自分の勉強を見直してみましょう。

〇問題集やテストで間違えたり、
 分からなかったりした問題はどうしますか?

〇分からないところを学校や塾の先生に質問
 できますか?

〇そもそも「自分が何がわからない」が何か
 わかりますか?

〇間違えたところは解説を読んだり、
 だれかにに教えてもらったりして、
 赤ペンで正解を答案に書いて…終わり。
 そんな勉強になっていませんか?

小学生の時からたくさんの宿題に追われて、
とにかく宿題をこなさないと親や先生に怒ら
れる中で、そのような勉強(?)が身につい
てしまったのかもしれませんね。

中には、それで成績が伸びる生徒もいるかも
しれませんが…。

しかし、私の見ている範囲では、そのような
勉強方法で成績が伸びる子はほとんどいません。

勉強をしている風で、
勉強ではなくて、あまり頭を使うことのない
「作業」になってしまっているからです。

そして、「自分は何が分かっていて、何が分
からないか?」
ということすら分かっていな
い場合があります。

このような状況では「勉強」を始める事すら
できませんね。


『わからん帳』に
自分のわかっていない問題を記録しよう。

IMG_0901.JPG
そこでお勧めしている勉強方法が
『わからん帳』の作成です。

それでは、この『わからん帳』作り方を参考
に紹介します。
いたって簡単!今日からでも始められます。

準備するもの

・学校の教科書
・宿題
・テスト
・塾のテキスト
・家庭にある学習教材など
・ふつうのノート
・はさみ
・のり

つくり方

1回目に問いた問題を切り抜いて、ノートに
貼り付けます。ヒントをもらって正解になっ
た問題も切り貼りしましょう。

使い方

「わからん帳」は添削してもらうこと。
学校や塾の先生などに添削してもらいましょう。

小学校の高学年で成績が伸びないもっとも大
きな原因は、質問できないことです。
『わからん帳』を作っておけば、質問しやす
くなりますよ。

そして、質問と言っても目の前で説明される
とわかった気になることも多いので、
添削してもらうのがベストです。

添削なら自分で考える時間が増えますし、
記録にも残ります。また、納得できない部
分を再度質問することもできます。

『わからん帳』は交換日記のように繰り返
し質問することが大切です。

こうして「自分の弱点がすべて書いてある、
世界で唯一の自分だけの参考書」をつくる
ことができますよ。

『わからん帳』を作って、
分からない問題、間違えた問題から勉強を
始めましょう。

道徳塾での『わからん帳』活用については、
こちらをご覧ください。

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