「どうせ無理」と思っている君へ~本当の自信の増やし方から

富山県高岡市福岡町の道徳塾です。

当塾が加盟している育脳寺子屋
『MAC NEWS』という情報誌を
毎月発行しています。

毎号、子育てのヒント満載ですので、
ぜひお読みください。

2019年5号を紹介しますね。

MAC NEWS 2019年5月号
「どうせ無理」と思っている君へ
~本当の自信の増やし方~

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「どうせ無理」という呪文に負けない、
僕の方法を公開します。

「どうせ無理」の呪文をはねかえしたから、
僕は自信を奪われなかった。
夢を壊されなかった。

そして宇宙ロケットを作ることができました。

だから、君にも夢を叶えて欲しい!


 
こう語るのは植松電気の代表取締役、
植松努さんです。
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子供の頃からの夢だったロケット開発などの本業の傍ら、全国を飛び回り講演会を行ったり、モデルロケット教室を通して年間10,000人の子供たちに「どうせ無理」をはねかえし、夢を諦めないことの大切さを伝える活動をされています。

彼の感動スピーチの動画はYouTubeでなんと270万再生を記録したのだとか!そんな植松さんは、どのような人生を送ってきたのでしょうか。

幼少期に祖父母からおしえてもらったこと

1966年、植松さんは北海道で産声を上げました。そして幼少期、大好きだった祖父母の影響で彼の夢は動き始めることとなるのです。

植松さんの祖父母は北海道の北にある樺太という島で、昔から自動車の会社を経営していました。頑張って働いて豊かな暮らしをしていたのですが、1945年に突然ソビエト軍が攻めてきたことで、貯金したお金も全部紙くずになってしまったそうです。

そんな経験をした祖母は、植松少年にこう言いました。

「お金は値打ちが変わってしまうものだよ。だから、くだらないお金があったら貯金なんかしないで本を買いなさい。頭に入れなさい。そうすれば誰にも取られないし、新しいことを生み出すんだよ。」


そんな祖母の影響で、植松少年は本屋が大好きな子供になりました。

また、彼には大好きな祖父がいました。そんな祖父との1番の思い出はアポロの月面着陸です。

植松少年と一緒にアポロの月面着陸のテレビを見ていた祖父は、見たことないほど喜んでいる姿で「ほらみれぇー、ほらみれぇー、人が月行ったぞ。お前も月行けるぞ」と繰り返したそうです。

植松少年はそんな祖父の笑顔が大好きだったのです。だから、本屋に行けば宇宙ロケットの本を手に取りました。そうすると、祖父は大きな手で彼の頭を撫でて、褒めてくれました。

「僕はきっとじいちゃんの笑顔がみたくて飛行機、ロケットが好きになったんです」と言う彼は、その後も様々な素晴らしい本に出会いました。

中学校の先生に言われた、夢を砕く言葉

中学生になった植松さんは飛行機やロケット関連の仕事をすることが夢となりました。自分なりに一生懸命勉強していたのですが、担任の先生から心ないことを言われます。

「夢みたいなこと言っていないでテスト勉強しなさい。そもそも宇宙なんてよほど頭がよくないと無理だ!すごくお金もかかるだろう。だからそれは別世界の話だ。おまえなんかが出来るわけがない!!」

確かに飛行機やロケットの勉強はしていたものの、学校の勉強はほったらかしにしていたので、先生に注意されるのも分かります。しかし先生の言葉に植松さんは大きなショックを受けました・・。しかし、先生だけではなく周りの大人達も同じことを口にします。

「ちゃんと勉強しなければ良い学校に入れなくて、良い会社に入れなくて大変だよ」

しかし植松さんは納得できず、じゃあ、良い会社ってどんな会社ですか?と質問を返します。すると大人達は

「安定していて、楽してお金がもらえるのが良い会社だよ」

と返します。植松さんはますます納得ができません。普通、勉強すれば勉強するほど能力が身に付くはずです。ところが、その能力をなるべく使わないで楽をするために勉強するんだったら、勉強なんかしなくていいんじゃないの?と思ったのです。

作っている人がいるからこそ、お金で買うことができる

例えば高級なスポーツカーがあるとします。もしその車が手に入るとしたら、手に入れられる理由は「お金持ち」だからでしょうか?

そうではありません。その車を買うことができるのは「どこかで誰かが頑張って作ってくれているから」なんです。そんな人がいるから、お金で買うことができているだけの話です。

お金が必要な夢・お金がないと無理な夢
=誰かがしてくれるサービス

自分ができないとしてもらうしかない
=お金がかかる


ということが言えます。となると、自分でできないことが多ければどんどんお金がかかってしまう人生になるのです。逆に考えると、

自分ができることを、他人にしてあげられる
=仕事になる

自分ができることが多い
=お金をかけなくてよい人生を送れる

つまり、自分でできることが多ければ多いほど、人にしてあげられることが増えるので仕事になるかもしれないし、さらに自分自身もお金を使わなくてよい人生を送れます。

ということは、人間が生きていく上で一番大切なことは『できなかったことが、できるようになること』なのかもしれない!という結論に至り、彼は自分の好きなことを諦めず一生懸命追いかけることができたのだそうです。

・・そして彼は現在、北海道にある社員たったの20人の町工場を経営しています。

しかし、この会社はロケットをまるごと自分たちで作りました。人工衛星だって作ることができるそうです。さらにこの会社には宇宙と同じ無重力状態を地上で作り出せる実験施設があり、この施設はドイツの研究所と、アメリカのNASAと、日本ではこの会社にしかないのです。

彼は先生や友だちに「どうせ無理だ」と言われた夢を、見事に実現さたのです。

そんな植松さんが
子供たちに一番伝えたいことは?


育脳寺子屋でも、日々子供たちを指導していると毎日のように「そんなん無理や」「僕には無理や」という言葉を耳にします。また、「何をしていいのかわかりません」「何をしたいのかわかりません」という子も増えているそうです。その背景にはまわりの人からの心ない「どうせ無理」という言葉が関係しています。

「どうせ無理」を言うのはやったことがない人です。しかし、その無責任な言葉で、言われた方はどうしていいか分からなくなってしまい、結局行動出来ないから本当に無理になります。結果、自分自身も「やっぱりどうせ無理」と考えるようになるのです。

だからこれから「どうせ無理」と言われたり、自分が感じたりした時は

「どうせ無理。・・
 だったら、こうしてみたら?」


と言い換えるようにしてみてください。

できない理由を考えるのではなく、どうせ無理なんだったら何か工夫をしてもう一度取り組んでみる。それで失敗しても、どうせ無理と思っていたのでそんなにショックも受けません。そしてもう一度工夫をしてもう一度取り組んでみる・・を繰り返していると、無理だと思っていたことができるようになるかもしれないのです。

自信とは、できなかったことができるようになった時、自分の能力が増えたことを感じられた時、自然と生まれてくる「分を信>じる力」なんだと思います。

これからの時代は勉強が得意かどうかはあまり関係なく、「どうせ無理」の気持ちに負けず、「やったことがないことをやりたがる人」「諦めない人」「工夫する人」が必要とされる時代です。

なぜかというと、前例のあることは人ではなくAIに任せる時代に突入するからです。AIと共存する時代になっても上記のような人はAIに仕事を奪われることはありません。

育脳寺子屋でも、教科の勉強はもちろんですが「やったことがないことでも挑戦できる力」「諦めない力」「工夫する力」を伸ばしてあげたいと思います。

※ここに書き切れないことが多いので、
 ぜひ一度動画をご覧下さい。
(「植松努」で 検索すると、たくさんの動画が出てきます)
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